音痴は直せるのか医学的観点から考えてみた 【音痴の科学】
コロナ関係でなかなか友達や同僚といけなくなったカラオケ…
コロナに関係なく自分は歌が下手だから、カラオケに行かないとか言わないでください。
音痴は直せます。
音痴を直し、友達にあっと言わせちゃおうじゃありませんか!
では、医学的観点からどのように直すのか一緒に見ていきましょう
目次
音はどのように聞こえているのか
音は空気が揺れることで起きています。
それを耳の中にあるカタツムリ状の器官に伝わり、それが脳は伝わることで音が聞こえています。
カタツムリの器官のことを蝸牛(かぎゅう)と言います。
低い音は蝸牛の奥の細胞で、高い音は蝸牛の手前の細胞で感知しています。
音が聞こえるまでの仕組みについて説明しましたが、音痴の根本的な原因は何かご存知でしょうか
それは、音の聞き取りの違いに原因があります。
音の聞き取りと聞くとピンときませんよね。
簡単にイメージとしては、自分が聴いている自分の声と録音で聞いた自分の声とで違うのが音の聞き取りです。
その違和感の正体は、脳に音として認識されるまでの違いにあります。
音の伝わり方は、空気の揺れを感知して聞こえている空気伝導と、骨を伝わって聞こえる骨伝導があります。
自分の声は、空気伝導と骨伝導が混ざって聞こえており、
他の人の声は空気伝導のみの音です。
そのため、録音した時の自分の声を聞いた時、骨伝導が混ざっていないため違和感を感じてしまうのです。
こういった違いは歌う時にも起きています。
自分が歌っている曲のように歌っていたとしても、骨伝導の音が邪魔をして、上手くキーを合わせることができません。
そのため、ズレが生じてしまうのです。
では、どのように直せばいいのでしょうか。
音痴の直し方
音痴を直すために、音を出す仕組みをまずは整理しましょう。
曲を歌う場合、感知した音だと思った音を出すように、筋肉に対して脳が信号を送ります。
脳から送られた信号によって動かす筋肉にも差が生じてしまうため、高音や低音に差があります。
また、自分は出しているつもりの声も骨伝導が混ざることにより、うまく声を出せていません。
この脳から送られる信号が音痴の根本です。
人間の体の構造として、音痴の人に対して発生における差が出るということはないといわれています。
音を認識できるようにする
これが、克服の大きな手がかりなのです。
やり方としては、
音をちゃんと出せる友人を1人用意します。
簡単にいうと、歌が上手い人や発声の専門家です。
その人に対して、
①自分が歌いやすい歌を歌って、ズレを直してもらう
②発声できる人に音を出してもらい、それを真似し、ズレていたら指摘してもらう
です。
大抵の場合直ります。
私の場合、歌はめっちゃ上手い方です。
なんならカラオケで96点とか出します。
でも、初めは70点台でした。
その当時は、友人からは声はいいけど、音程合ってないところあるよねと言われました。
悔しい私は、カラオケに通い続け、①のやり方をやっていました。
友人には上手い人もいますが、恥ずかしさから頼めず、採点を使って練習をしていました。
採点はかなり精度も高いので、ちゃんと歌を歌えば点数が上がります。
結果上手くなっていましたが、指摘されていないので時間はかなりかかりました…
ですが、カラオケにどんな人がいたとしても、歌で恥をかくとかありません。
そんな感じで長い道のりでしたが上手くなっていったのです。
手っ取り早い話、指摘されないと変わらないのです。
野球のバットを初めて握った時、握り方も分からなければ、振り方も上手くないです。
ですが、握り方、振り方を教えてもらえれば上手くなります。
歌もそうです。
違いが認識できれば、改善されていきます。
そんな感じで今日のまとめとして、
まとm
- 音痴は直せる
- 音痴は、発声時の骨伝導による音のズレが原因
- 音程を直すためには、人に聞いてもらって音がどうズレているのかを指摘してもらう
といった感じでしょうか。
カラオケは本来楽しいものです。
上手く歌ってさらに楽しい!って感じになれたらいいですよね!
そのためにも改善できるような指摘があると次第にうまくなっていきます。
ぜひ試してみてください。
それでは