スズメの医学部屋

健康を身近にをコンセプトに健康法の情報などを発信しています。

炎上・アンチコメントは自分に特大ブーメラン!SNSとの付き合い方

 

有名YouTuberの炎上を始め、女性プロレスラーの誹謗中傷による自殺など、インターネット上で、炎上が多発しています…

 

 

私個人としては、被害を受けている人に目を向けることが一番大切なのですが、加害を加えている人の心にも目を向けてあげた方がいいとも考えています。

 

 

Newton別冊(2021)によると、匿名性が高いSNSでの炎上の書き込みの多くが、知的レベルの高い40代以上の男性に多いとのこと。

 

 

この人たちの特徴として、一般の社会では社会的地位の高い仕事をしています。

 

 

その仕事内や家庭などでためたストレスを匿名性が高く、顔が見えないことから、炎上している内容にコメントなどを書き込みやすくなることが多いようです。

 

 

また、この方々の特徴として、知的レベルが高いこともあり、投稿内容などを整理し、矛盾が生じる部分を突くことが挙げられるようです。

 

確かに、某掲示板創設者を始め、論破することが正しいような風潮が流れています。

 

確かに正しい部分もあり、難しいです。

 

 

 

ですが、SNSの付き合い方は何が正しいのでしょうか。

 

 

炎上から「健康」について考えていきたいと思います。

 

 

 

目次

 

 

 

心を穏やかにすることが健康の第一歩

 

他人を批判することは、一時のスッキリ感を与えてくれるものなのかもしれない。

 

 

著名人の主張に関して、論理の穴を見つけ、その穴を突くのも楽しいのかもしれません。

 

ですが、ここで注意したいのは、スッキリするのは一時で、体にはストレスだということです。

 

言霊という言葉がありますが、あの言葉への認識にはスピリチュアル以外にも、健康面でも考えていくことができます。

 

脳科学の中で、言葉にするということは、発言した言葉を相手だけでなく自分の脳にも伝わっているということがわかっています。

 

これは文章にも言えることです。

 

文章にする過程の中で、その文章は自分に対して心理的にダメージを与えます。

 

他人を傷つける以上に、言葉にすることは脳がストレスを感じてしまい、自分を巡り巡って傷つけてしまっているのです。

 

 

 

イラッとしたら、呼吸に意識してほしい

 

スマホ首という言葉が広く知られてきていますが、骨格だけでの問題ではないといえます。

 

スマホをいじる姿勢は、下を向く姿勢が続いており、適した呼吸をできていないといえます。

 

適した呼吸とは、深い呼吸のことです。

 

呼吸が浅くなることは、自律神経の機能を悪くします。

 

自律神経は、臓器や血管の動き、呼吸に至るまで幅広く体の機能を担っています。

 

 

イライラを避けるというのは現代社会において難しいですよね…

 

 

仕事や家庭と大小さまざまなストレスが身の回りにはあります。

 

 

そういった中で、ストレスとどのように向き合うのかを考える必要があります

 

 

その一歩が、姿勢を直して、呼吸に意識を向けることにあると思います。

 

 

呼吸をする時の目線は、斜め上を向いて呼吸をしてください。

 

呼吸としては、鼻から3秒、口からその倍の6秒を吐くを続けてください。

 

常に呼吸に意識してください。

 

その中でも、どうしてもイライラしたことを思うことがあるならば、その出来事を机に置き、眺めるイメージで客観的に見るようにしてみてください。

 

この呼吸法は、自律神経研究の第一人者で有名な、順天堂大学医学部教授小林弘幸先生が推奨しています。

 

最近流行している「マインドフルネス」でもお馴染みの呼吸法であるため是非取り入れてほしい呼吸法です。

 

 

 

1日の中で喜びに目を向ける

 

ここで質問なのですが、今日の出来事を思い返してみてください。

 

多分ですが、今日できなかったこと、失敗したことなど、マイナスな面を思い出す人が多いのではないでしょうか。

 

日本人の多くは、今日の反省を自分のできなかったことに目を向ける人が多いといわれています。

 

できなかったことに対して、その反省を次に生かし、やることを決めることは大切なことだと思います。

 

ですが、1日の中で嬉しいことを見つけることが大切なのです。

 

1日の中で、小さな嬉しいことはたくさんあります。

 

ピッタリお会計をできた。道端で綺麗なタンポポが咲いていた。好物を食べることができた。などなど小さな嬉しいことがたくさんあります。

 

この小さな出来事は、気持ちに対して、マイナスを残すことなくプラスを残すことができるのです。

 

この事をまとめる日記生活を小林先生は推奨しています。

 

その名も『三行日記』。

 

書く内容としてはとてもシンプルです。

 

 

①今日よくなかったこと

②今日よかったこと

③明日やること

 

 

をそれぞれ1行書いていくことをオススメしています。

 

どうしてもモヤモヤしてしまうことは、夜になると浮かびやすいですし、起きやすい

 

それがイライラとなり、ストレスを感じさせ、携帯をいじって、ヤジを飛ばしてしまう

 

それでは、せっかくのリラックスタイムも台無しです

 

他人に無関心であれとは、絶対に言いません。

 

しかし、許せる心を手に入れてみてはどうかと私は思っております。

 

 

 

 

 

まとめ

  • ネット上への声に、自分の言葉を載せることはストレスになる
  • イライラした時は、姿勢を正して、呼吸に意識を向ける
  • 今日の出来事は、よくなかったことの他に嬉しかったこと1つを思い出してみる

 

 

 

 

 

 

 

 

余談ですが、最後に私が思うこと

 

みなさん、こんにちは。

 

医学大学院生のスズメです。

 

記事を読んでいただき、ありがとうございました。

 

本日は、「炎上」から健康についてまとめました。

 

 

私は、心を穏やかに生活することは健康に直結する大きなカギの一つだと学びました。

 

心穏やかに生活するためには、健康が広義として捉えることができると思います。

 

そう考える中で、炎上について改めて考えていきたいなと思ったのです。

 

というのも、最近、炎上している問題が多いなという感覚があります。

 

正直、私としては他人の生活がどのようなものなのか興味が薄いです。

 

他人の行動が自分の価値観からズレていても、「まぁーそんなこともあるよな」と思い、それでもイライラすることがあれば、立って記事で挙げた呼吸法を実践しています。

 

案外、どうでもよくなることが多いですし、気になることが他にも分散できます。

 

他人は他人。

 

日本が大きく変わるのではないかといった一大事には、炎上していることに参加し、声を上げることも必要なのかもしれません。

 

ですが、芸能人のスキャンダルなど、正直なんの問題もないと思います。

 

タンスに隠れようが、センテンススプリングだろうが、正直どうでもいいことばかり

 

 

あなたには何も害はありません。

 

ただ、大勢での飲み会を行っていたのは、救いようのないこととは思います…

 

ですが、それよりも自分の心を安定にさせることが結果として健康へとつながるものだと考えています。

 

 

案外、他の人から受けるストレスは考えようなのかなと思う、今日この頃でした

 

それでは。

 

 

参考文献

Newton別冊 

精神科医が語る精神の病気 増補第2版 (ニュートン別冊)

小林弘幸先生 著 

「怒らない体」のつくり方――自律神経を整えるイライラ解消プログラム

小林弘幸先生 著 

【読む常備薬】決定版! 図解いちばんわかりやすい自律神経; 「血流」「内臓」、自分でコントロールできない体の働きをリセット